みなさん今日は 総院長の坂本です
今 ナショナルチームと一緒に上海に来ています
19日に女子10kmが行われ貴田選手は35位,小口選手は42位でした.
女子は58名の出場でしたが海温29~30度に加えピーカンという過酷なコンディ
ションで,強豪選手が痙攣,パニック,脱水症状で途中棄権をしていきました.
そのような中で完泳しかつ世界の経験を積んだ事は素晴らしいことでした.
20に行われた男子10kmには平井選手が出場し35位と健闘しました.
男子は68名出場し18人も棄権となるなどやはり過酷なレース展開となりました.
やはり海温は29~30度と高くやや曇り空となりましたが湿度が異常に高く,見ている方は熱射病と戦いながらの観戦となりました.
平井選手は作戦どおりに7.5kmまでは首位グループをキープしオリンピックを
その手に掴む勢いでした.
しかしファイナルラップの一周でやや後退し,結果は35位に終わりました.
鷲見監督によると今回の上位トップテンのほとんどは前回の北京オリンピックの
出場経験者で,やはり外国勢との駆け引きを数多く経験している
経験値がものを言っているようでした.
森コーチは今回の結果を踏まえ泳ぐことは当然として,その上に
異なったあらゆる要素を取り入れて練習を構築していくと展望を語っていました.
まだ試合は男子,女子ともに明日の5kmレースがありますが,
各選手ともに今のポジションを冷静に分析して対策を講じています
ので,また期待できると思っています.
私は選手のコンディショニングをしましたが,さすがにトップアスリートの身体は
回復力が凄く,どちらかといえば試合前にもっと身体を楽な状態にし
て試合に臨ませてあげたかったと思っています.
世界の最高の選手が集ったこの大会で見事な泳ぎを見せた
平井選手.貴田選手,小口選手の健闘を称えるとともに,
WATERSWIMMINGの発展に全力で取り組んでいる鷲見監督,
情熱と素晴らしい指導力で選手を育成している森監督に.
大きな拍手を送りたいと思います.
また私も今後,この選手たちのため何ができるか考えながら協力していきたいと
思っています.
:現地から送ります. 謝謝
2011/07/22